鯛って、尾頭付きのもの、さばけます?
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます!
今日はタイトル通りですが、初めて鯛を捌いた話。。
初心者がこんなところにつまづいたよというレポートです。
きっかけはこんなことからでした。
昨夜、夜8時にピンポーンとチャイムが。
こんな時間に誰だろうと思ったらご近所さんでした。
今日釣りに行ってきた息子が釣り過ぎてしまって、もらってほしいんですが…
鯛、さばけます?
へ??鯛???
そこには
鯛三尾。
いや、捌いたことがないです…
といったのですが、捨ててもいいのでもらってくださいと言われ
とりあえずいただくことにしました。
にしても、です。
夜8時前、息子と夕飯真っ最中。そこにやってきたノー下処理の鯛三尾。
下処理ど素人の私。出刃庖丁なんて当然持ってない。
洗濯物だって取り込んだだけで片付けてないし夕飯だって中途半端…
マジでどうしよう…
ちょうど夫が帰ってきたので夫に子供を任せとにかく下処理スタート。
途方に暮れ過ぎて実家に電話をかけ、ネットで検索しながらなんとか始めました。
鯛の下処理をググって調べたところ、こんな裏ワザが!
スーパーではすでに切り身で販売されていることの多くなった魚。しかも私は小さい子供がいるということもあり、ついつい骨取り済みの魚や切り身を買うことが圧倒的に多いです。
そんなわけで、そもそも手順すらわからない、まさにお手上げって感じでした。
ググってわかったところ、
鯛の下処理としては、
①まずは鱗をこそげ取り
②内臓を取り出す
→ここまで最低限やれば、丸ごと使う料理、例えばアクアパッツァや鯛めしなどに利用できる状態に。
③頭を落として3枚に下ろすと切り身として使いやすい形に。
という手順であることがわかりました。
とりあえず一匹は3枚に下ろそうと、なぜかそこで料理ベタの初心者が奮起し💦、トライしました。
まな板に鯛をおき、包丁の背で鱗をこそげ取ります。
鱗がそこら中に飛び散り、しかも鯛の鱗はかなりしっかりしていて身から簡単には剥がれないのです。
なかなか取れない。
ここまでに20分くらいかかりました…
その後、内臓をとっていきます。
肛門から頭に向かって包丁を入れ、出てきた内臓を取り出します。
と、言葉では簡単なのですが
肛門から頭に向かってまっすぐに包丁を入れていく作業ですら初めてですから
刃先が安定せず、思うように刃が入っていきません。
ガタガタになりつつなんとかそれを終えると次は内臓のとりだし。
内臓取り出すのなんて初めてだから、
うへぇ、気持ち悪い!!
が正直なところ。
なんとか内臓を取り出し終わり中をすすぐと頭を落とします。
これがまた…固い!!
そもそも切り身でしか見たことないから感覚がつかめないんですね。
どこが包丁を当てる場所の正解なのかがわからないから当てずっぽうに当ててみたりするわけです。
何度か包丁を当てて大きな骨じゃないところを見つけ表と裏から半分ずつ切り落としました…
そして3枚に。骨に沿ってなんて言いますが
先ほどと同じく、経験がないから刃先が安定しないわけです。
まぁ身がモロモロに…泣。
一時間格闘してやっと一匹。
平日夜の一時間って貴重です。
あぁ、他のはもう鱗と内臓だけでいいや、と
二匹目以降は鱗と内臓だけの処理にしました。
ですが、鱗だけでももう少し簡単に剥がれないのだろうかと感じた私。
そこで再度検索していくと、
鱗は水を流しながらだと取れやすいということが判明!
早速流しでやりました。
もう全然違いました。
水を流さないと表面からぬめり気も出てきて
包丁についたぬめりと鱗を度々洗い流しながら鱗落とししていましたが
水に流しながらだとそんな必要もなくなり
水圧もあってスピードが格段に上がりました。
ですが、水はねと鱗はねが半端なかった…
また、肛門から頭に向かって包丁を入れていく作業もどうにか楽になる方法は、とまたググりました。
そして、二匹目からは肛門からお腹を割く時には
キッチンバサミを活用。
作業効率が一気に上がりました。
鯛を捌くと、そのあとはどんな風になるのか?
そこで三尾の下処理完了までに2時間。
ほんと、新鮮な鯛なんて頂けるのありがたいですし、
さばく勉強にもなりましたし、
子供にも切り身でない魚触らせられて良かったです。
結局、この鯛は塩焼き、アクアパッツァ、鯛めしとなり我が家の胃袋に収まっていきました。
そして、あったり前の教訓を私はつかみました。
初めてやることはもう少し入念にググってから始めること笑。
見切り発車は良くないですね。
最初から流しで鱗を落とし、キッチンばさみを使っていればもう少し手間なく出来たなと思いました。
そしてこの後そこら中に散らばった鱗の掃除に追われました。。
家庭で魚をさばくときは、最後は掃除の必要が出ることもお忘れなく。
とほほ。